天空の茶園「つちや農園」。
標高600mから臨む川根の山々と茶園は、思わず息を飲む景色です。
農薬をなるべく使わず、有機肥料を中心とした自然に優しいお茶づくり。そして、今では町のほんの一握りの農家だけが行っている、茶草場農法の実践者でもあります。
茶草場農法と言えば、有名なのは掛川市(東山)ですが、掛川は土づくりのため、川根は土づくりはもちろんのこと冬場の保温保湿のためにもという、それぞれの目的があるそうです。
同じ茶草場農法でも違うんですよ、と土屋 裕子さんが教えてくれました。
「茶の樹の改植を利用した蕎麦栽培も、山間の茶農家で古くから行われてきた知恵の一つ。今ではやらなくなってしまった人が多いけれど、こうした昔から続くものを実際に見てもらうことで伝えていきたい」とのこと。
つちや農園のお茶づくりには、この土地で綿々と受け継がれてきた技や知恵も、大切に込められています。
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この情報は、静岡県「茶の都しずおか」における静岡茶ツーリズム等推進システムの構築業務で取材しました。