静岡市では珍しい焙じ茶や釜炒り茶、後発酵茶を得意とする「製茶問屋山梨商店」。
「問屋にも気軽に足を運んでもらえたら嬉しいね。”荒茶から仕上げ茶にする”工程を公開して、製茶問屋とは何かを理解してもらった上で、お茶を飲んでもらいたい」
山梨 宏之さんは、茶商の仕事がどういうものか、一般の人にもっと知ってもらう必要があると言います。
茶商は合組が主な仕事だと思っていましたが、山梨さんのお話をうかがい、思い込みだと痛感するばかり。
急須に茶葉がつまる原因となりやすい”浮葉(ふわ)”や”毛葉(けば)”の仕分けも、茶商の大事な仕事だそうです。(以上の作業をおろそかにした結果、茶葉が急須につまることが急須離れの原因では、という仮説も興味深い!)
茶町界隈の茶商を中心とする有志団体「茶の町コンシェル」による受入のみならず、日本茶インストラクター協会の発足や、「日本茶AWARD」品評会事業の立ち上げにかかわるなど、幅広くお茶文化の普及に尽力しています。
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この情報は、静岡県「茶の都しずおか」における静岡茶ツーリズム等推進システムの構築業務で取材しました。