大正時代から続く製茶問屋「中山商店」
御前崎茶商協同組合の理事長も兼務する中山 啓司さんは、町の主力品種である「つゆひかり」の発信に力を入れています。ここ中山商店には、手摘みや粉末茶など、加工方法を変えたつゆひかりが7種類も揃います。
現在、中山さんが注目しているのは北海道との交流。札幌にあるコンセプトショップ「クラシェ」に茶商組合が出店、「静岡茶で味わう北海道スイーツ」をテーマに、つゆひかりを販売したことがきっかけで、札幌の生協につゆひかりを卸すなどのつながりに。
「ゆくゆくは、札幌の人たちが御前崎につゆひかりを摘みに来るツアーをやりたい」と中山さん。
地産地消ではなく、お互いの食材を組み合わせて、より豊かな食文化を生み出す“互産互消”という考え方のもと、交流への想い入れを熱く語ってくれました。
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この情報は、静岡県「茶の都しずおか」における静岡茶ツーリズム等推進システムの構築業務で取材しました。