「伊豆の文学『天城越え』の舞台を訪ねる旅」 2009.03.07~08
実施報告Part2
さて、今回の旅、実は、ワサビに出会う旅でもありました。
ワサビは主役になり得るか?
伊豆市の湯ヶ島温泉にある『白壁荘』で、新名物「ワサビ鍋」なるものを初体験。
地鶏の天城シャモと地場の野菜、しょうゆベースのシンプルな鍋に、まずはダイコンおろしを一面敷き詰めます。その上に信じられないくらいのすりワサビを投入。その量、生ワサビまるまる2本分!
辛味オン辛味でのお味は意外なほどにマイルド。ワサビも野菜だったんだ、と実感する甘さが感じられました。不思議。
とにかくワサビづくし
ご参加のみなさん、サメ革のワサビすり器でスリスリしっぱなしというくらいにワサビを食しました。刺身や揚げソバなどに添えるのはもちろん、日本酒の中にもワサビ、ご飯の上にもワサビ。パンにもワサビ入りクリームチーズを。どれも、単に辛いワサビのイメージを払拭、まろやかで優しいワサビの発見でした。
しかし、こんなワサビの使い方、大産地ならでは、ですよね。
ひと味違う手づくり土産
伊豆市地蔵堂「わさびの大見屋」では、ワサビ漬けづくりに挑戦しました。
辛味を出すために、生ワサビ、白く細い根(白根)をなるべく細かく刻みます。主婦のみなさんは手馴れた様子、男性もがんばりました。酒粕と混ぜると、見た目は売っているワサビ漬けみたいに。
大見屋では、パッケージも商品っぽく作らせてくれます。オリジナルラベルをつけて、いいお土産ができました。
庭園で間近にワサビを
大見屋には店主手づくりのワサビ田庭園があり、透き通った水辺に生き生きと育つワサビの葉、清楚な白い花も目の前に見ることができます。
清流のあるところでしか作れないワサビ。天城山に抱かれた自然豊かな中伊豆の象徴ともいえるワサビを十二分に堪能しました。
ご参加 7名 ありがとうございました!
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