木版画が美しい、色とりどりの蘭字。
かつて、こうした蘭字が茶箱や袋に貼られて、日本のお茶は海を渡っていきました。銘柄や社名が分かるだけでなく、日本の四季や花鳥風月も描かれた蘭字は、欧米で日本ブームのきっかけになったとも言われています。
そんな蘭字を集めたギャラリーが、藤枝にあります。
創業明治15年(1882年)、100年以上の歴史を持つ老舗「西野商店」です。
「事前に連絡してもらえれば、誰でも自由に見学できますよ。蘭字をきっかけに、お茶の歴史や郷土史にも興味を持ってもらえれば」
西野 眞さんはお茶の歴史にも詳しく、藤枝の茶町の成り立ちを面白く教えてくれました。歴史を絡めた茶町の案内などを通して、お茶の魅力発信に取り組んでいます。
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この情報は、静岡県「茶の都しずおか」における静岡茶ツーリズム等推進システムの構築業務で取材しました。