まち巡りでゆで卵?!

熱海温泉 七湯めぐり「小沢の湯」

 

10年近く前から、熱海にある観光専門学校の講師をしています。

ここ数年、授業の一環として、観光の仕事を志す学生たちに、観光客の気持ちで熱海のまちを見てもらおう、と「熱海温泉七湯めぐり」をしています。

湯巡りといっても温泉に入るわけではなく、さまざまないわれのある名湯の跡に建っているモニュメントを巡る、というものです。以前はスタンプラリーができたのですが、今は、それもありません。巡るモチベーションは下がり気味ですが、今年も1時間半ほどかけて巡ってきました。

7つのポイントの中で、学生に一番人気のスポットはもちろん「小沢の湯(こさわのゆ)」。理由は、噴き出す蒸気でゆで卵がつくれるからです。鍋蓋にクサリでぶら下げられたザルに卵を入れ、岩を繰り抜いた穴に沈めます。

「8分でゆで卵ができます」と表示がありますが、毎年の経験から、もう少し時間をおいたほうがいいみたい。卵は持参しなくても、迎えの天神酒店さんで1個から買えます。(50円だったかな?)たくさん買うとお塩もつけてくれますよ。

隣には、名水百選「丹那湧水」の水飲み場がありますので、卵のあとは美味しいお水をどうぞ。