行ってきました! 静岡茶発祥の地で春のミニウォーク 2010.3.21

静岡茶発祥の地で春のミニウォーク 2010.3.21

 

茶畑から湯呑みまで-。静岡ならではの“茶づくりの文化”を体感できる、「お茶ツーリズム」がはじまりました!

日本一の茶どころ静岡で、お茶を知る旅、ふれる旅 第4弾は、足久保口長島という小さな地区で、地域の人たちとのんびり過ごす1日です。

朝方まで続いた激しい雨と風、雷に眠れませんでしたが、集合時間には何とか晴れ間も!黄砂の異常発生はご愛嬌です。

大勢のお客さんに、子どもたちも興味津々。ラジコンカーで偵察です。

 

スタートは、狐石から

背丈の倍ほどもある狐石には、松尾芭蕉の句「駿河路や花たちばなも茶の匂い」とともに、足久保茶を顕彰する文章が刻まれていたそうです。静岡の老舗茶舗「竹茗堂」の先祖が江戸時代に設置したとのこと。駿府ウェイブの河口庸子さんの解説を聞き、皆さん、うっすら残る文字を手でなぞってみました。

 

農家さんたちと茶畑ウォーク

道路をV字の底として、両斜面が茶畑。まずは「口長島の見晴台」、双谷の茶畑をめざします。

今回のツアーには、日本茶インストラクターはもとより、製茶工場勤務、小売店、農家、お茶のプロの方が多くご参加。茶樹の仕立て方、生育状況、特有の地形や気候など、さまざまな質問が付き添って歩く足久保の皆さんに飛んで、あちこちでお茶談議が行われていました。

 

茶畑カフェ、本日特別オープン

危ぶまれた風も治まっています。お茶淹れのほうも準備万端、一行到着と同時にお席に案内、お茶とお菓子が運ばれてきました。お茶淹れ特訓を重ねたお母さんたち、屋外での呈茶も難なくクリア。

茶畑に座り、茶畑を眺めてお茶を飲む。お茶好きには何とも贅沢なシチュエーション。皆さん、一煎目をゴクッと飲み干し、すぐに二煎目をご所望です。

ここで農作業?!参りました!

双谷から一旦下り、道路を挟んで反対側の茶畑を見学。遠目でも薄々気づいていましたが、ここはまさに絶壁茶園!ほぼ垂直な茶畑を見上げ、皆さん絶句。「どうやって作業するの?」の質問に、「足幅の分は平らなところがあるから大丈夫」と、答える農家さん。茶刈機は真上に担ぐんですか?!

 

手づくり昼食、大好評!

屋外で地元の人たちもいっしょに昼食を、と計画していましたが、風と黄砂を考えて断念。参加者のみ公民館を借りていただきました。

JA静岡市で売り出し中の「地産地消弁当」をベースに、足久保製のおかずをプラス。筆子さんのこんにゃくに正子さんの柚子味噌、マサさんの大根酢漬けなど、すべての出何処が明らか。豚汁ならぬシシ汁は、初めて食べた人も多かったみたいです。

 

棚田茶園は世界遺産級!

午後の散策は、静岡茶の祖、聖一国師を顕彰する記念碑に立ち寄った後、きれいな石積みの棚田茶園を見学です。これまた初めての光景に、皆さん思わずカメラでパチリ。

しかし、茶園の上に登らせていただくと、その眺めはまさに「日本のマチュピチュ」!足ひとつ分あるかないかの通路に恐々立って、でも、眼下に広がる茶畑のモザイクに、大興奮の様子でした。

 

始動前の荒茶工場を訪問

築45年、林さんの木造工場はとても清潔。いつ茶葉が入ってもいいように手入れが行き届いています。真面目な姿勢そのもの、熱心な製造工程の説明に、皆さん折り重なるようにして聞き入っていました。

屋外での茶刈機ラインナップの説明も興味深く、畝の反対側から刈る機械や畝の間を刈る機械などには、一同「なるほど~」。

 

圧巻!の試飲販売

長机にズラッと並ぶは足久保の皆さん。自園自製のお茶を小袋に詰めて、試飲付きの対面販売です。お母さんたち自慢のお茶淹れの腕と軽妙なトークに、参加者の皆さんは次々に試飲しながら次々にご購入です。「各家で味わいがこんなに違うとは!」。

恵美子さんの草もちも好評、としのりさん作のハランの舟型皿をお持ち帰りの方までありました。

 

あたたかくもてなしてくれた足久保の皆さんとの別れが惜しい一行でした。

 

ご参加 20名 ありがとうございました!