【実施日:2018年3月17日(土)】
「牧之原で新茶いちばん乗り!機械で・手もみで・お茶師のシゴト体験ツアー」へ行ってきました。「お茶づくりの現場が見られる」珍しいツアーということで、静岡県内だけでなく、遠方からのお客様も多数お集まりくださいました。
JR静岡駅をバスで出発。まずはJAハイナン牧之原茶業センター≪茶ぐりん≫に立ち寄り、当日開催されていた新茶まつりを少し見学しました。さっそく、野菜や漬物など地元の特産品を購入される方もおられました。
≪茶ぐりん≫にて、本ツアーの現地案内人・山本守日瑚さんをピックアップ。お茶摘み会場となるハウス茶園にバスで向かいます。道中、牧之原開拓の歴史や深蒸し茶誕生の背景などをご説明いただきました。山本さんのご先祖は徳川幕臣で、明治時代に牧之原茶園開拓に携わった方とのこと。貴重なお話に参加者のみなさんも聞き入っていました。
ハウス茶園では、この茶畑を管理している杉山さんにご案内いただきました。毎年かわる天候や気温を考慮しながら、茶ぐりんの新茶まつり当日にお茶摘みができるよう新芽を育てるのはとても大変だそうです。萌黄色の茶畑に、皆さん思わず笑顔!杉山さんをはじめ、大切にこの茶畑を育ててくれた方に感謝しつつ、お茶摘みをさせてもらいました。
≪茶ぐりん≫に戻ると、さっそく工場見学。機械と手揉みを比較しながら荒茶加工の見学・体験、JAハイナンブランド『望』の審査体験など、盛りだくさんのプログラムです。
当日は、機械製茶・手もみ製茶いずれも熟練のお茶師さんが担当。その技と知識を学ぼうと、参加者のみなさんは各自メモを取り、たくさんの質問をされていました。
最後に、機械製茶のお茶と手もみのお茶とを茶工場内でテイスティング。全員で記念撮影をした後、≪茶ぐりん≫を後にしました。
お客様からは「めったにできない良い体験だった。」「牧之原の人たちの温かさが伝わってきた」などの感想をいただいています。また、お茶師さんたちからも「ツアーご参加の方が、お茶作りを熱心に見たり聞いたりしてくれてとても嬉しかった」とのお言葉も。
製茶という真剣勝負の場を見せてくださったお茶師のみなさん、JAハイナンのみなさん、そしてツアー参加者様、本当にありがとうございました。
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