【実施日:2018年3月25日(日)】「天竜春野・栗崎園で全国茶品評会日本一のお茶を味わうツアー」に行ってきました!弊社の【静岡トップブランド農園を訪ねる旅】シリーズ第一弾です。お天気にも恵まれ、桜と花桃の花がいく先々で目を楽しませてくれました。
静岡駅をバスで出発、10時過ぎに栗崎園さんに着くと栗崎貴史さん香代子さんご夫妻、お父さんの克之さんが笑顔で迎えてくれました。
まずは貴史さんがパワーポイントを使って、栗崎園のおいしいお茶の秘密をじっくり解説。お話のなかで「春野町の地の利を生かす」「みなさんのおかげで」という言葉が何度も聞かれ、自分の力だけで良いお茶が作れているのではないという謙虚な思いが伝わってきます。その上で、少ない肥料を効率良く効かせる撒き方、畝幅120センチ単条植えの仕立て、小型乗用摘採機の試験導入など、できるかぎりの努力と挑戦を続けておられる栗崎さん。時折ユーモアを交えたお話に、参加者のみなさんも聞き入っていました。
そして皆様お待ちかねの、品評会入賞茶を味わう時がやってきました!
つやのある茶葉に、ひたひたにお湯を注ぎ、待つことしばし。濃厚な一滴を口に運ぶと……うーん、言葉にならないうまさ!長い余韻を残しつつ消えていく旨味と香り。後味の爽やかさは、清流気田川の流れの如し。ふじみどり品種で作った香り高い紅茶も味わいました。
昼食は、地元の「ゆみちゃん弁当」さんにお願いした特製です。あまごの甘露煮や、春野産のジビエ(猪・鹿肉)が大好評。お茶料理がお上手な香代子さんお手製のお吸い物は、出汁とお茶のブレンド!炒り米も香ばしく、絶妙なお味でした!
午後からは茶畑散策。いくつかの品種が植えられている茶畑でクイズ!「さっき飲んだふじみどりの畝はどれでしょう?」栗崎さんの解説を聞きながら、葉っぱの違いを比べてみました。晴天の茶畑はとにかく気持ちがよく、みなさん笑顔で畑を後にしました。
名残を惜しみつつ栗崎園を出発した一行。
秋葉山本宮秋葉神社下社、道の駅いっぷく処横川(名物はしいたけソフトクリーム!)を経て、浜松ワインセラーへ寄り道。旧国鉄が建設したものの、財政難により未開通に終わったトンネルをワインセラーとして再利用している施設です。ワインだけでなくお茶の熟成にも使われているとのこと。皆様でちょっぴり試飲も楽しみました。
おかげさまで今回も無事ツアーを終えることができました。参加者の皆様、栗崎さん、ありがとうございました。
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