静岡県茶品評会 出品茶入札販売会へ潜入ツアー

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お待たせしました!

2017年夏・秋に開催した【静岡県茶品評会】関連企画。

第二弾「静岡県茶品評会入札販売会へ潜入ツアー」の

レポートです。参加者の皆さんにも正規に買い手登録を

していただいて臨んだ当ツアー。なんと見事落札された方も

おられました!

そふと研究室ならではのディープな潜入ツアー、

当日の模様は以下の記事をご覧ください。

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【実施日:2017年9月7日(木)】

静岡県茶品評会出品茶入札販売会へ潜入ツアーに行ってきました!
会場となった静岡茶市場には、品評会に出品された選りすぐりのお茶を
買いつけようと、多くの茶商さんたちが集まっていました。
今回はツアー参加者の皆さんにも入札していただくため、
まずはプロに交じって入札者としての手続きをすることからツアー開始です。

手続きのあとは、2階会議室にてJA静岡経済連茶業部茶業課・
真田課長のレクチャーを行いました。入札の方法や注意事項、
一般の方が入札するのに適しているのはどんなお茶か?などなど、
分かり易く解説していただきました。特に気をつけることとしては
「値段のけたを間違えないこと」!万が一間違えて一けた多く入札してしまっても、
取消はきかないとのことで、参加者のみなさんも
ちょっぴりドキドキしながら入札会場へ向かいました。

ずらりと並んだお茶を真剣に見て、時には手に取って品定め。
上位のお茶の美しさにお茶好きさんもうっとりです。
あれこれ迷いながらも入札を済ませ、静岡茶市場を後にしました。

次に向かったのは焼津市。
福一焼津流通センターで、お買い物タイムです。焼津といえば
美味しい海産物が有名。ご家族やご友人へのお土産にと、
なまりぶしや黒はんぺん、高級ツナ缶などを買われた方が多かったようです。

午後からの見学先は、茶袋専門メーカー(株)吉村さんです。
スタッフのみなさんが笑顔でお出迎えくださいました。
ちょうどお昼となり、まずは会議室にて福一さんの特製海鮮丼で腹ごしらえ。
この特製海鮮丼、(株)吉村さんが特別に手配してくれたもので、
普段はホテルNANVAN焼津でしか食べられないのです。
プリプリ・ピチピチの海鮮に皆さん大満足でした。

お食事のあとはいよいよお茶袋の秘密に迫ります。
お茶袋の素材や形について、(株)吉村の長谷川智巳さん
からご説明いただきました。市販のポテトチップスの袋とお茶袋を
懐中電灯で透かして比べたり、貼合わせ前の茶袋素材を手で触ったり、体験型のレクチャーがとても好評でした。
レクチャーで茶袋について学んだあとは、2班に分かれて「工場見学」と「展示ルーム見学」です。
とても衛生的な(株)吉村の工場に潜入するためには、クリーンスーツへの着替えが必須。エアシャワーの風でホコリを払い、いざ出陣!
印刷と袋成型の工程をじっくりと見せていただきました。

一方の展示ルームには、ところ狭しとカラフルな茶袋が並んでいます。
パソコンで自分だけのパッケージをデザインできる「マイパケ」を
デモしていただいたり、お茶の飲み比べをしたりして楽しく過ごしました。
カタログ未掲載品の茶袋をツアー限定で販売するコーナーでは、
素敵なデザインの袋を手にして迷いながらも、たくさんのお買い物をされていました。

品評会出品茶に入札、落札できたときに備えて小分けの茶袋を買いに行こう!
というコンセプトの本ツアー。「普段は入れないところに行けて面白かった」
とのご意見を多数いただきました。茶畑から湯呑みまで、お茶のあるところ
どこでも出没するそふと研究室。次回お茶ツアーもご期待ください!

 

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