川根本町と浜松市、ちょうどその境にある「樽脇園」。
無農薬・有機栽培(無農薬は30年前から!)を実践する、安心と安全にこだわった生産者さんです。
「うちは満月だけでなく、新月にもお茶を摘んでいるんですよ」
そう言って、樽脇 靖明さんが見せてくれたのが新月のお茶。
懇意の林業家が行っている新月伐採がヒントとなり、お茶も木(ツバキ科)だからやってみようと始めたそうです。3年前からは、新月のお茶摘み体験もしているとのこと。
そして、“お茶も木”という考えをさらに発展させて生まれたのが「おがっティー」。
聞いてびっくり、食用木粉パウダー(おが粉)を混ぜた粉末茶です。
木を食べるということで、おそるおそる飲んでみると、意外と飲みやすく、でも木の香りをしっかり感じる味でした。花粉症や便秘が楽になった、と買う人が増えているそうです。
“お茶も木”という視点を教えてもらい、目から鱗が落ちるばかりでした。
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この情報は、静岡県「茶の都しずおか」における静岡茶ツーリズム等推進システムの構築業務で取材しました。