「もえぎ」、「ひわ」、「わかなえ」と名付けられたお茶。
いずれも、太田川を北へ上った、森町の天方地区でつくられたものです。
「天方のお茶を知ってもらいたい。距離は遠いけれど、それだけの価値があるのが山のお茶だと思う」齋木 薫さんは2013年に「fromあまがた」を立ち上げ、天方のお茶や特産品の販売、情報発信に力を注いでいます。
「もえぎ」は、天方茶農協の茶園にある、齋木さんのお父さんの茶畑でつくったお茶。「天方のお茶は、しぶみのある昔ながらの山のお茶。良さを伝えるには、実際に飲んでもらうのが一番です」
そう言うのは茶農協の浦上 正男さん。イベントでの試飲販売やお茶摘み体験の受入をしたこともあるそうです。
さらに足を延ばしたところにあるのが、「ひわ」の茶畑。
鈴木 和子さんが、先祖代々受け継がれてきた茶畑をこつこつと手入れしています。
(写真提供:fromあまがた)
「楽しみながら、自分のできるやり方でやったら、農薬を使わんでもいいお茶がつくれただけだよ」訪問を歓迎してくれた和子さん。お茶や天方のことを、はにかみながらお話してくれました。
「もえぎ」と「ひわ」の茶畑と風景。そして、そこでひたむきにお茶をつくる人たち。足を運んでみないと分からない、天方の魅力を感じることができました。
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この情報は、静岡県「茶の都しずおか」における静岡茶ツーリズム等推進システムの構築業務で取材しました。