「才取り」さんってご存知ですか?
お茶生産者と製茶問屋の取引を仲介する業者さんのこと。
生産者が販売を委託すると、才取りは問屋に現物見本を持っていき取引の斡旋をおこなうのです。
いち早く見本を持っていくために自転車を早くこげる人が重宝されていたようです。中にはその足を買われて競輪選手になった人いるとか。
今でも静岡市茶町にはたくさんの屋号が入った見本缶が並んでいる才取りやさんをみることができます。
以前、弊社ツアー「茶のまちSANPO!」で訪れた、才取り業を営むマルカさんのお店。
ご主人の後ろに見えるのが見本缶。
5月9日の中日新聞、HANAEの職業別童話帳にて「才取り」さんのお話が掲載されていました。
今では数少なくなった才取りさんですが、茶産地の静岡だからこそ後世に受け継いでいってほしい職業だと思います。
記事は以下からもご覧いただけます↓
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/hanae/list/2013/CK2013050902000209.html
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