KAWANEism vol.1

川根本町の魅力(1)

 

車を降りてぐーっと深呼吸。

山道でぐるぐるになった胃に新鮮な気持ちのいい空気が入ってきました。

4月29日(月・祝)「奥大井の春を満喫!川根の自然の恵みをいただく」ツアーの打ち合わせで川根本町へおじゃましました。

今年は、お茶の成長が早くすでに抹茶の粉をふりかけたように新芽が出ている畑がありました。

最初に訪ねたのは、益井園”の益井さん

ご自慢の茶畑を見せていただきました。少し高い土地にお茶畑が広がり、奥の山並みがきれいにみることができました。

ぽかぽか陽気にさわやかな風が吹いて、気づけば車酔いはどこへ・・・

ツアー当日はこの景色を眺めながらお茶をいただきます。

 

益井さんは、お茶つくりだけではなく紅茶つくりのパイオニア。先日も韓国からのお客様が来ていたそう。

ご自身で紅茶つくりを始めて今年で29回目。

今でこそ、和紅茶は名前や味が知られるようになってきたものだと思います。それを30年近く前から始めているなんて。革新的な方です。

お茶(川根茶)の魅力を生産者がいろいろな形で提供し、消費者が選択する。

きっかけは紅茶からでも、緑茶からでも、何からでもいい。

そのお考えの通り、お茶の葉を使ってスイーツの提案、韓国で呈茶(これから)など発想と行動力みなぎる益井さん。

自分たちが、飲むお茶。その一滴のしずくの中に生産者の思いが詰まっているんですよね。